新社会人だった頃の僕に読ませたいビジネス本10選
3月から就活がスタートしたようで街中や企業の周りでよく就活生を見かけるようになりました。中にはキャリーバッグを持って移動している人もいて、地方から就活の為に出てきているんでしょうね。
4月になれば入学シーズンで、また多くの新社会人が誕生する瞬間でもあります。
社会人になる前は給料がもらえることや自分の実力を試したいという期待と、一人前のビジネスパーソンになれるのかとか上司やお客さんに怒られたりしないのかという不安があったのを覚えてます。
僕が新卒で入社した会社は仕事内容は教えてくれても、ビジネスについて深く教えてくれる人は誰もいませんでした。教えてくれないというより、知らないというか言語化出来ていない人ばかりだったように思います。
そんな誰からもビジネスや仕事の本質を教えてもらえなかった僕はたくさんのビジネス本を読むことでインプットを増やしていました。
そういう自分でインプットを積極的にしていくスタンスはリクルートというバリバリの営業会社に転職しても通用しましたし、多くの表彰ももらったり大きな仕事を任せられるようなビジネスマンへと成長できました。
そんないろいろな経験をしてきた僕が、もし新入社員の自分にこれだけ読ませたいビジネス本を紹介します!
4月から新社会人になる人も気になるものがあれば是非読んでみてください!
ビジネス本の読み方について
本の紹介の前に本の読み方を一つ紹介したいと思います。
ビジネス本って活字ばっかで読んでると眠くなりますよね。でも読むからには書いてあること全部吸収しないとって気負って読んじゃって結局読めないって人多いのではないでしょうか。
「1冊の本から学べることは1つ」
僕も本を読むのが苦手だったのですが、1冊の本からたくさんの事を学ばなくてもいいと考えるようになってからたくさん読めるようになりました。
書いてあることを全て自分の知識にしようとしなくてもいいです。
そのかわりたくさんの本を読んでください。
大切なことはいろんな本で共通して紹介されているので、たくさんの本を読めば何が大切なことかがわかるようになります。
なので流し読みでもいいので本を開くことから始めましょう!
それではオススメのビジネス本を紹介します!
新社会人にオススメしたいビジネス本 10選
入社1年目の教科書
もうこれは本のタイトルからして新社会人は読むべき本ですね。
1年目と書いてありますが、社会人としての鉄則を50のテーマで紹介してあるので20代の方や、逆にマネージャークラスの人がメンバーの指導のために読むこともいいと思います。
社会人になると今までの学生生活では必要なかったなかったスキルも必要になってくるので、それを知っておく意味でも読んでおく方がいいでしょう。
伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い
筆者の方はリクルート、ソフトバンクを経て起業されている方。
内容としては多くのビジネスマンへのインタビューと統計データに基づいて紹介されているので、成果を出せる人の共通点を知ることができる。
20代にして仕事で大きな結果を出したい人、一つ一つ知識や経験を増やしていくよりまずは全体的な視点を持ってから取り組みたいという人には是非読んでもらいたい一冊。
働く君に贈る25の言葉
ビジネスにおいて結果を出すためには入社してからの3年間は非常に大切です。
なかでも良い習慣を付けるという事は若い時期にこそしておくべき事です。
この本には著者の方が甥っ子に向けて自分の経験を振り返りながら手紙を書いた形式で紹介されています。努力して結果を出してきている経営者や管理職の人がよく新人に向けて送る本だったりもします。
ハーバード流宴会術
新人ということで会社の歓送迎会とか打ち上げとかいろいろ幹事を任されることが多いと思いますし、取引先と接待にいく機会もあると思うのでその時のために読んでおくといいでしょう。
タイトルのハーバード流がこれなのかは微妙なところですが、学生の時のワイワイするだけの飲み会とは違うことを心得る上では良かったです。
一流役員が実践してきた入社1年目から「できる人になる」43の考え方
一流役員の人たちが実践してきたことを具体例をあげて紹介されているので理解しやすく読みやすいです。
中身がないうちは外身で勝負するとか、これなら自分にも出来そうと思えるものも多いので出来ることから実践してみるといいでしょう。
僕は社会人5年目くらいの時にこの本を読みましたが、結構自分が意識してきたことが書いてあったので、1年目からそれを知った状態で働けたらもっと早く成果を出せたなと思うので是非読んでほしいです。
伝え方が9割
伝え方が9割。本当にこれに尽きます。ビジネスにおいてはコミュニケーション能力が非常に大事になってきます、特に営業だと。
自分が伝えたいことが相手にちゃんと伝わってなかったり、間違って理解されてたりすることも多いので、伝え方の工夫をするという視点を持っておくと思い通りに仕事を進めていけるようになってきます。
まんがでわかる7つの習慣
超メジャーな自己啓発本「7つの習慣」の漫画バージョン。普通の本だとめっちゃ分厚くて読むのに疲れるけど、漫画だからサクッと1時間くらいで読めます!
何度も読み直してこの習慣を無意識で出来るレベルになれば収入なんていくらでもあげられるようなビジネスパーソンになれると思います。僕も入社前から読んでおきたかったなと一番思う本です。
結局、「すぐやる人」がすべてを手にいれる
ちょっと内容はよく覚えてないのですが、スピードに勝るものはないと思います。
質なんてそんな大きく変わるものではないので、スピードを意識することで信頼を得ることができるのは実体験上ですが間違いありません。
超一流の雑談力
営業する上でも社内の人とコミュニケーションをする上でも雑談力は非常に重要です。
多くの人が商品のプレゼンを磨く中、僕はとにかく雑談力を磨きました。
1時間の商談の中で55分は雑談も交えながらのヒアリングで、最後の5分で提案と受注するスタイルを支えているのは紛れもなくこの雑談力です。
商品のことばかり話す人は個人的には嫌いですなので、同じように思う人も少なからずいると思います。
たった1日で即戦力になるExcelの教科書
知っているか知らないかで大きな差がつくのがExcelのスキルです。
普通の人が3時間くらいかけている作業を5分で出来てしまうことを可能にするのがこのスキル。
全部読んで知識にすることしなくてもいいですが、こういうことが出来るということを知っているだけでも絶対的な差が出来ます!
まとめ
社会人1年目はまだ知らないことだらけで出来なくて当たり前です。
ただ大事なことは積極的なインプットとスピード感ある行動力の2つを意識することです。
新卒からの3年間は社会人としての人生を左右するとても大切な時期だというのは、今改めて自分が思うことです。
無理する必要はありませんが出来る範囲で本を読む努力をしておくと、いつかその時の自分に感謝する日がくると思うのでまずは気になった本があったら読んでみることから始めてみてはどうでしょうか。