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もしもドラえもんのキャラクター達が営業マンだったら

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もう5月も終わりが近づいてきましたね。4月から働き始めた新卒社員の方はそろそろ社会人としての生活に慣れてきた頃でしょうか。

いきなり自分の色を出して活躍できる人は多くはないと思いますが、少し慣れてきたところくらいから自分のキャラクターも活かしながら働けるようになると仕事は不思議と楽しくなるものです。

 

ただ言われたことを言われた通りにやっているだけではなんだかやらされてる感を感じたり、この仕事は自分じゃない人がやっても変わらないなとかと思い出したりするとモチベーションが低下したり、成長スピードを妨げたりするので注意が必要です。

 

個人的に最近は守破離の考え方が非常にしっくりくるようになりました。

守破離とはまずは教えてもらった型を守るという「守」を続けていくうちに、自分に合った方法を見つけてながら改良していく「破」ができ、最終的に新たな型にするのが「離」となります。

最初から自分の色を出したいと言って上手くいかなくて悩む人が多いような気がしますが、まずは基本の型を身に付けることが大事でその後自分のカラーを出してオリジナルのスタイルを確立していけばいいでしょう。

 

よく自分にしか出来ない仕事がしたいという人を見ますし、今就職活動真っ最中の学生の方も面接で同じようなこと言ってたりするんじゃないでしょうか。

じゃあ実際に自分のカラーを活かしてどんなことが出来るの?って質問されて固まってしまうことも多いような気がします。

 

今日は自分の個性を仕事で活かすとどう活躍出来るのかについて考えたいと思います。

イメージが付きやすようにドラえもんのキャラクターが社会人として働いたらどんな成果が出せるか、どう評価されるか、どんな営業マンになるかを勝手に予想して書いていきます。

完全に個人的妄想の世界なのであくまでも参考までに笑

 

トップ営業マンは4つのタイプに分類される

各キャラクターの営業タイプを分ける前に、世の中でトップ営業と言われている人達がどんなタイプなのかを知っておきましょう。

これについては考え出すとキリがなくなるので下記のサイトに書いてあるタイプで分けたいと思います。

ventry.jp

このサイトによるとトップ営業マンは行動重視タイプ、自分を売り込むタイプ、プレゼン重視タイプ、説得納得タイプの4つに分けられるようです。

 

【タイプ1】行動量重視タイプ

『行動量重視タイプ』のトップ営業マンは、DMや電話、訪問の数を増やし成績を伸ばすという特徴を持っています。

もちろん、活動量を重視するだけはありません。

活動量を増やすために、業務の効率化も図っています。

行動量重視タイプのトップ営業マンは常に、

「いつ・誰に・何を・どういう方法で」セールスするかを計画し、準備を行います。

無駄な時間を作らないようアポイントメントを取り、訪問する件数を増やしているのです。

 

  【タイプ2】自分を売り込むタイプ

『自分を売り込むタイプ』のトップ営業マンは、自社商品やサービスを売り込む前に、まず自分を信頼してもらいます。

お客様との関係性を深めてから仕事の話をし、契約を結ぶのです。

お客様と信頼関係を築くためには、高いコミュニケーション能力が求められます。

情にアツいタイプの経営者には有効です。

 

【タイプ3】プレゼン重視タイプ

『プレゼン重視タイプ』のトップ営業マンは、出来の良いプレゼンをするため、資料作りに時間をかけます。

セールストークだけでなく、資料やデータを見せ説得することが得意なタイプです。

データで物事を決める経営者も多いのでロジカルなタイプに有効です。

 

【タイプ4】説得納得タイプ

お客様が知りたい情報を感じ取り、セールストークに織り交ぜ納得してもらうタイプの営業マンです。

説得納得タイプのトップ営業マンは、お客様の話を上手にヒアリングする力を持っています。

ヒアリングって本当に大事です。

 

それではドラえもんのキャラクターをこのタイプに当てはめながら紹介します。

自分のタイプを理解することも大切なことなので、自分と比較しながら読むといいかもしれません。

 

のび太が営業だったら「自分を売り込むタイプ」

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【氏名】野比のび太

【性別】男

【強み】責任感がある

【弱み】計画性がない

 

のび太は何をやっても上手くできないマヌケなタイプとしてのイメージが強いと思います。おそらく仕事においても抜け漏れやミスが多かったりでお客様からクレームをもらったり、上司に叱られることが日常茶飯事でしょう。

しかし持ち前の相手を思いやる心から、本当に困っているときは必ず力になろうと全力をつくしてくれるはずです。

 

計画性がなく普段はミスばかりで頼りない営業マンかもしれませんが、真のビジネスパートナーとなれるのはこのタイプが多く、自分のことをよく考えてくれていると思ってもらえるでしょう。

 

新規開拓などで短期で結果を求められるのは苦手かもしれませんが、長期で見ると結果はついてくるのはずです。商品を売り込むことはせず、相手にとって必要のあるものを勧める営業マンになるでしょう。そういった姿勢がお客様からの信頼を得るはずです。

  

静香ちゃんが営業だったら「納得説得タイプ」

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【氏名】源 静香

【性別】女

【強み】丁寧さ、協調性がある

【弱み】八方美人

 

静香ちゃんはみんなのアイドルで高い女子力を誇るドラえもんの中では紅一点の存在ですよね。仕事においては丁寧でマメなきめ細やかな仕事でお客様からもすぐに信頼を得るタイプでしょう。

社内の人とも上手く仕事を進めていくことができ、高いコミュニケーション能力が社内外で発揮され、周囲の人からも頼りにされる存在。

 

しかし八方美人な性格で相手から頼まれたことを断りきれずタスクを抱え込んでしまったり、相手に嫌な顔されると関係性を悪化させないように踏み込まないことが理由で大きな成果を出せず伸び悩む可能性があります。

 

のび太とは違い短期で信頼得ることができるため新規開拓では圧倒的な件数を上げる力を持っています。相手のことを丁寧にヒアリングを行い共感することができるので、課題のすり合わせ、提案の内容など納得度の高い営業が期待出来ます。

 

スネ夫が営業だったら「プレゼン重視タイプ」

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【氏名】骨川 スネ夫

【性別】男

【強み】論理的思考

【弱み】虚言癖がある

 

スネ夫はいつものび太に自慢して優越感に浸っているやなヤツというイメージが強いですね。

以外に判断力が高く4人の中では誰よりもロジカルシンキングが出来るタイプなので、のび太のように情に訴えかける営業ではなく、お客様に的確なアドバイスをして導いていくコンサルタイプの営業です。

 

データなどを活用し定量的にわかりやすい資料を作り込み相手に判断しやすい状態を作ることが出来るので合理的に考える相手への営業を得意としますが、合理的ではない部分への理解が全くできないタイプであるので、そのような課題に直面した時は乗り越えるのが困難になることもあるでしょう。

 

お客様の事業拡大に向けて確実に力になるタイプではありますが、ビジネスライクでドライなところもあるので心の底から信頼されるパートナーとなるには情熱を持つことも必要になるかもしれません。

要領がいいので数をこなすよりも、1回の質を上げることを考えるタイプなのでセミナーの講師なども上手くこなせるでしょう。

 

ジャイアンが営業だったら「行動量重視タイプ」

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【氏名】剛田 武

【性別】男

【強み】行動力

【弱み】自己中心的思考

 

「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」という代表的セリフが表す通り根っからのガキ大将タイプです。難しいことは考えずに気合と根性で周囲を引っ張っていくリーダーシップを発揮して周りを巻き込めるのが強みの営業です。

 

とにかく猪突猛進でぐいぐいお客様のところに足を運び、多少強引でも提案の回数をこなすことで短期の成果を上げるには圧倒的な存在感を出すことでしょう。正直営業としてのプレゼン能力は低いものの、その情熱を評価してくれるお客様も多いはずです。

 

フットワークが軽く行動量が多いのは良いことですが、仕事の優先順位をつけずに行動をすることで仕事が回らなくなりキャパオーバーで苦しんでしまう可能性があります。このタイプが成長していくためにはしっかり行動設計をするために考える癖をつけることが必要です。

 

もしドラえもんが営業だったら・・・

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【氏名】ドラえもん

【性別】雄

【強み】課題解決力

【弱み】感情的になりやすい

 

最後にドラえもんについても考えてみたいと思います。まずタイプとしてはどれかに当てはめるというよりは万能型というのが一番いいでしょう。四次元ポケットから繰り出される秘密道具の数々は確実に相手の課題を解決する手段として右に出るものはないでしょう。

 

のび太のように「自分を売り込むタイプ」が必要な時は『キューピッドのや』を使って相手を惚れさせればいいですし、静香ちゃんのように「納得説得タイプ」が必要な時は『さとりヘルメット』を使って人の考えを読み取れればいいですし、スネ夫のように「プレゼン重視タイプ」が必要な時は『タイムテレビ』を使ってこの通りに動いた未来がどうなっているかを直接見せれれば説得力を持たせられますし、ジャイアンのように『行動量重視タイプ』が必要な時は『分身ハンマー』で分身を増やして時間あたりの行動量を一気に増やせばいいでしょう。

 

このようにいかなる状況下でも解決策を持っているドラえもんは最強の営業と言えることが出来るでしょうか。

短所として感情的になりやすいという一面があり、慌てると全くダメなやつとのび太に言われるほどのもので、過去にはネズミが出た時に地球がなくなる威力をもった爆弾を使いそうになったくらい危険なやつでもあります。

 

全ての課題に対して解決出来る手段を持っているのは非常に強いものの、これらの秘密道具はあくまでも手段であることを忘れてはいけません。ドラえもんがいれば全ての課題を解決してくれると頼ってばかりいては失敗する確率が高まるでしょう。

 

一番できる営業はのび太である

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ドラえもんに出てくる主要キャラクターを営業マンだったらと妄想して紹介してみましたがいかがだったでしょうか。これを書きながら僕自身の周りの人も浮かんだりしたので、どれかに当てはまる人も多いかもしれません。

 

最後にどのキャラクターが一番営業が出来るかというところですが、どんな課題に対しても解決できる万能タイプのドラえもんが一番だと考える人が多いのではないでしょうか。しかし僕個人の考えではのび太だと思います。

 

のび太が一番である理由

その理由をスキルとスタンスに分けて説明します。

スキルについて

まずスキルですがドラえもんを見ていて思うことはのび太の秘密道具の使い方です。ドラえもんはそんなのび太のことをズル賢いと言っていますが、困っていること(課題)に対して秘密道具(解決方法)の使い方が非常に的を得ています。

 

正直ドラえもんはいろんな秘密道具(解決方法)は持っているものの、使い方がとても下手くそです。その点のび太はうまく活用して自分のやりたいことを実現しているという意味では、営業シーンでお客様の困っていることに対してのソリューション(解決方法)さえ揃っていれば、どんな人の役にも立てるのではないでしょうか。

 

スタンスについて

のび太の強みとしても書きましたが責任感が強く、人のことを自分のことのように捉え得ることができるので、困っている人をとにかく助けたい一心で行動することが出来ます。そういう姿勢でお客様と向き合い役に立とういうところは、多くの人が見習うべきところでしょうね。

 

相手の気持ちに立って判断するので、きっと途中で投げ出したりすることは絶対ないでしょうし、苦しい時も一緒に頑張ってくれるパートナーとして圧倒的な信頼を得ることができるはずです。

 

最後に

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得意なこと不得意なこと、出来ること出来ないことがあるのは人である上で必ずあります。紹介したどのタイプが正解なんて人によって違いますし、むしろ正解なんてありません。ですが最後に紹介したのび太のスタンスについてはマネしてほしい一番の要素です。

 

仕事で大切なのは誰かの役に立ちたいという気持ちです。その気持ちさえあれば仕事ができるできないのスキル的な部分はなんとかカバーすることができると思います。

 

スキルはあくまでも困りごとを解決する為の手段にしか過ぎません。新卒で会社に入ったばかりでまだスキルや知識がない場合でも上司や先輩のスキルを借りればいいんです。まずは誰かの役に立ちたいと思う気持ちから。それが僕が子供の頃に憧れたのび太の尊敬するところです。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。