【3・3・3・3ルール】イギリス全員が後悔してる?EU脱退が決まった後の反応をみて学ぶ後悔しない選択の仕方
イギリスのEU脱退が国民投票で決まりました。開票後にgoogleで検索されたことは「EUとは?」ということ。グーグルトレンドにも載っていたみたいです。
"What is the EU?" is the second top UK question on the EU since the #EURefResults were officially announced pic.twitter.com/1q4VAX3qcm
— GoogleTrends (@GoogleTrends) 2016年6月24日
1位が「EU脱退が意味することは」
2位が「EUとは」
3位が「EUの加盟国は」
というワードが多く検索してされてたみたいです。
・・・・って
EUのことよく知らず投票したんかい!笑
まぁ投票に行った人は理解していて、行ってない人が検索した可能性もありますが、今回の投票率は72.2%と高いのでよく理解してなかった人が多いのではないでしょうか。
後悔する前にちゃんと考えよう!
今回の結果を受けてすでに再投票をするための署名が規定の10万人を大きく越え、100万人分集まっているそうです。これは理解せずに脱退に投票した人や、脱退になる訳ないと思って投票しなかった人達が後悔している証拠ですね笑
大阪の住民投票でもありましたが、自分の1票の大きさなんて影響を与えないと考える人が多数いるとその結果が本意でない結果を生むことに繋がります。どんな選択をする上でもよく考えて選択することが必要だと当事者の人達は改めて感じたのではないでしょうか。
選択の重要性についてはこの記事でも書いているように慎重になるべきだと考えています。
判断をする上で私は「3・3・3・3ルール」という自分ルールを使っているので紹介したいと思います。
「3・3・3・3ルール」とは
何かを判断するときに結構感覚や気分で選んでいたことが多くて、後から後悔すること多かったので自分の中で何かルールを決めようと思って作ったのがこのルールです。ルールというそんなだいそれたものではありませんが笑
3時間
3日
3ヶ月
3年
何かを選択するときにこの上の期間が経った後に自分がどう思うかを想像して考えるというものです。この選択をした時に3時間後の自分はどう思っているだろうとか、3年後はどういう状態でこの選択がどう影響しているかを考えています。
わざわざこうやって考えなくてもいいことも日常には多いかもしれませんが、少なくとも自分がその選択をした3時間後どう思うかと想像することは後悔しない選択をする上では大切です。
こんな風にあえて考えなくてもなんとなく意識していることも多いと思います。例えばお昼ご飯を選ぶ時は夜ご飯何を食べるかを意識して考えたりするでしょうし、引越しする時とかも自分が生活している時のイメージもするでしょう。
今回の件に当てはめて見ると
それでは今回のイギリスのEU脱退でいうで考えてみたいと思います。投票日の午前に特に考えずなんとなくEU脱退に投票したとします。
【3時間後】
このタイミングではまだ何も後悔はしていないでしょう。いつもと変わらない休日を過ごし、カフェでコーヒーを飲みながら優雅に読書をしているかもしれません。むしろ自分が投票したことも忘れている可能性もあります。
【3日後】
ニュースや SNSで国中の人が騒いでいます。再投票を呼びかける署名も始まっています。自分の1票を簡単に決めて投票したことを後悔しだしているタイミングかもしれません。
【3ヶ月後】
3日後後悔しても3ヶ月も経った時は思ったより影響を感じなかった可能性もあります。ですがEUを脱退したことによりサッカーのプレミアリーグの大好きな選手が就労ビザの関係でイギリスを出て行くことになるかもしれません。ここについては想像外の出来事で後悔する人も出てくるかもしれません。
【3年後】
3年も経てば経済的な影響が大きく出てくるでしょう。懸念されているところとしてはイギリスのヨーロッパの中心としての地位からの脱落です。現在世界のマーケットはアメリカと上海とイギリスを中心として動いています。ヨーロッパがEUを脱退したことで海外企業がイギリスに拠点をおいてEUの国々に展開していくメリットがなくなるので、企業の流出も考えられます。こうなると多くの人が職を失ってしまうリスクもあります。
3ヶ月後以降は予測ですが、イギリスの人達がこんなことを考えていたりすると今回のようなことは起きなかったかもしれません。
まとめ
どんな選択も実際に選択する前には確実な答えなんてわかりません。答えがわからないからといって適当に選択しては後悔してしまう可能性は高まります。例え同じ選択肢を選んだとしても事前に考えて納得しているとしないとでは大きな差が出てきます。
今回紹介した3・3・3・3ルールのようになんでもいいので判断をする時のフレームは何かあった方が思います。判断をする上でしっかりと情報を集め、その選択をした後の自分はどうなるかどう思うかを想像しながら未来を選択していくといいでしょう。