考えてないと上司に怒られるのは終わり?!思考が浅いを解消する3つのコツ
2年くらい前に当時の上司から考えが浅いことを度々指摘されていました。言われる方の身としては、しっかり考えてるつもりだし、何が浅いのか当時はその事実を認めることが出来ませんでした。
考えが浅いと言われないように考え続けた結果、そう言われる事がなくなるところまでやっと来ました!その時にやった事や気付きを紹介したいと思います。
思考の浅さを改善する3つのコツ
- 当たり前を疑う
- ゼロベースで論理的に考える
- 構造化する
この3つを意識すれば深く思考することができるようになります。ですが考え方の癖についてはすぐに改善できるものではないので、少し努力が必要です。
1.当たり前を疑う
思考の癖を変える上でこれは非常に大切です。
仕事をしていても、日常で生活していても特に考えずにこれはこうって思うことって結構ありませんか?
例えば営業先に昔提案して断られたものは提案しないとか、あの人はこれを言ったら怒るから言わないとか、当たり前というか経験に基づいて判断していている時がそれにあたります。改めてこれってなんでこうなってるんだっけ?って考えてみることが思考の浅さを脱却する第一歩です。
ちなみに僕は一時期いろんなものを疑ってみる時期を設けてました。例えば「なんで1日3食なんだろう、4食だったらどうかな」とか「睡眠時間って寝方を工夫すれば時間は半分で同じ効果あるんじゃないか」とか「自分の仕事と同じ事ができるロボットが出たらどこで差別化出来るか」とかを考えたりしてました。
とにかく今世の中や自分が普通だと思っている事を疑ってみたり、いろいろ考えてみることが大切です。
2.ゼロベースで論理的に考える
当たり前を疑うということに近かったりもしますが、主観を交えて考えるのではなく客観的に考えてみることが大切です。どんなことでも慣てくるとあんまり物事を深く考えなくても答えが出せるようになってきます。そうすると考えることが減っていくので事実から判断するというより、感覚的な判断が増えてきて発想が大体似たものになってしまいます。
なので深く考えていくときは改めて背景なども考えることでより確かな答えを出すことができます。営業では課題解決型のコンサル営業が求められることが多いですが、正確な課題を見つけるためにはこのステップが必要です。
同じ課題でも組織や人が違えば課題になっている理由は違っていますし、私営業しているシーンでもその差は様々です。
ゼロベースで考えることが難しいと思う人には全く知らない人が聞いても理解できるように説明できる状態にすると考えるといいと思います。
3.構造化する
最後に必要なのが事実をベースにその事象が起きている理由を構造化して考えます。考えが浅いと言われる人はここがあまり出来ていないケースが多いように思います。
先ほど書いたように全く知らない人が聞いても理解できるように説明できる状態にするのが構造化のイメージに近いです。
構造化することが必要な理由は考えを整理して自分の理解を進めることにあります。この事象が起きている理由がこれで、このポイントを解決すればこう良くなるというのがシャープに理解できていれば説明するときも説得度を増すでしょう。
考えが浅いと言われる時は相手にもちゃんと伝わっていないからだったりもするので、ちゃんと要点を伝えられていれさえすればちゃんと考えれていることが伝わるでしょう。
まとめ
考えが浅いと言われて悩んでいる人はしっかり考えることが必要になります。しかしただ時間をかけて悩み続けるのが良いわけではなく、ちゃんと理解することとポイントを相手にも伝えやすいように自分の中で整理することを心がけていきましょう。
私はこのように考えるようにしてから考えが浅いと言われることがなくなりました。
自分の中で考えて出した答えを浅いと言われてしまうのは自分のモチベーションの低下にも繋がりますので、こいつ良く考えているなって思われるように説明できるようにしていきましょう。